L o a d i n g

TSUNAGARU

Back to Topics List

Release / 2023.08.01

「出会う・つながる・再会する」関係を育む旅の体験を提供~台湾向け教育旅行が規定数完売~

「人生を変える出会いをつくる」をコアバリューとするツナガル株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:金岡毅)は、オンラインでの旅マエ体験を通じて、台湾に住む人達と北海道に住む人達に出会いの機会をつくり、その人達が北海道で「再会する」までのプロセスを1つの旅にした「再会の旅」の提供を開始しました。6月に台湾の教育関係者向けに開催したオンラインイベントにて、本ツアーの規定数を即日完売しました。

▼背景

海外から日本を目指す観光客が再び増加する中、東京や京都といった「ゴールデンルート」だけではなく、日本の伝統文化や地域の魅力を深く体験する「ディープジャパン」を求める声が高まっています。

また、大学進学率が8割を超え「学歴社会」が進む台湾の教育現場では、異なるバックグラウンドを持つ人々との相互理解を深め、多様性に触れる教育へのニーズが高まっており、ツナガルではこうした声をかけ合わせ、「北海道の一次産業」をテーマに、日本のローカルエリアの地域文化・資源について深く知る体験と訪日旅行商品の提供を開始しました。

オンラインイベントでは、北海道の「漁業」「農業」「酪農」「林業」に関わる人達とオンラインで繋ぎながら、五感で楽しむことのできるアクティビティや参加者同士での共同体験を実施。北海道の人達が、なぜその場所で、どのような思いで生活を送っているかを紐解き、台湾の参加者同士や、参加者と北海道の人達との出会いと交流の機会をつくりました。

▼「再会の旅」概要

オンラインイベント後、体験で出会った人達と北海道で再会するためのツアーです。体験の参加者の多くに申込いただき、下記日程にて北海道への来訪が決定しました。

〇日程

2023年8月18日(金)~22日(火)4泊5日

〇再会する人々

<知床エリア>

漁師 圓子瑞樹さん

自然ガイド 藍屏芳さん

<滝上エリア>

酪農家 井上秀幸さん

和ハッカ農家 藤村利史さん

<東川エリア>

大雪山自然学校 荒井一洋さん

▼オンライン体験概要

6月24日(土)に実施したオンライン交流では、出会いの価値を最大化する「旅マエ」体験として、北海道の一次産業従事者の活動を五感で楽しむことのできるアクティビティや、参加者同士での共同体験などを交えながら、参加者と北海道の人たちとの関係づくりをデザインする交流を実施しました。

台湾の教育関係者など10人と、北海道斜里町で漁業を営む圓子瑞樹さんを繋ぎ、圓子さんからは名産である鮭の生態や漁の実態について伝え、台湾側参加者からの質問に応える双方向型の対話を展開。

さらに圓子さんが生産した鮭や、北海道滝上町にて農業を営む藤村利史さんが生産した和ハッカを使った料理体験などを実施し、五感で楽しむことのできるアクティビティを通じて北海道の一次産業への興味・関心を高める活動を実施しました。

北海道の食材を使って共同で作った料理

▼参加者の感想

参加者:「北海道を以前に訪れたことがありますが、その時は本当に単なる観光客でした。今回の体験では、実際の来訪の前から、植物の香りや食べ物の香りが漂ってきて、まるで先に北海道に訪れたようでした。

地元の人にも興味が沸く体験でした。なぜその事業に取り組むことになったのか、ストーリーをもっと聞きたくなりました」

参加者:「都会に住んでいると農業や水産業、畜産業にあまり馴染がなく、このように学ぶ機会を得ることができてとても興味深かったです。

自分たちの土地や産業のことを良く理解している人々の話を通じて、北海道は素晴らしい土地だと思いました。今回の体験で出会った北海道の人々に実際に会ってみたくなりました」

参加者:「その土地の特産品や地域の産業に深く踏み込んでいると同時に、普段の生活では出会えないような産業の知識を教えてくれていて、普通の観光ツアーとはかなり違っています。

この交流を通して北海道の一次産業の人々の生活や産業の裏側について知ることができ、 人生の大切な知識の一部を教えてもらいました。 いろいろな人と出会い、学び、自分の人生経験を成長させることは幸せなことだと思います」

圓子瑞樹さんコメント:

「知床に来る観光客の理由の多くである観光船や動物、世界遺産などではなくて、知床に住んでる人に会いたいと思ってくれることほどうれしいことはないです。船などの体験やスポットは1回来ると満足してしまうかもしれませんが、『人』には2度、3度と会いに行きたくなる。何回もリピーターとして来てくれる人が増えることは嬉しいことです。

直接オフラインで会う機会がこれからありますが、初対面で会うのと、オンラインでの事前体験があるのとで、反応が違うと思う。言葉が通じないからこそ、海外の人がここに来た時に気軽にコミュニケーション取れるような準備ができました」

<本件に関するお問合せ先>

ツナガル株式会社
メール:nomado@tsunagaru.co.jp
担当:藤田

Say Hello!