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TSUNAGARU

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Release / 2023.06.22

日本の地域文化を生きる「人」との出会いをつくる体験×旅行を世界に発信

「人生を変える出会いをつくる」をコアバリューとするツナガル株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:金岡毅)は、世界中の訪日関心層と日本のローカルエリアの人との間に深いつながり(関係性)をもたらす体験の提供を行っています。
昨年度の台湾での日本総合博覧会、タイの国際旅行博での実施に続き、台湾にて北海道の一次産業をテーマに教育従事者向けのイベントを実施します。
さらに体験によって生まれた関係性をキッカケとした行動変容の受け皿として、「出会った人に会いに行く旅」の旅行商品造成を展開し、つながりを理由にした新しい旅の形をプロデュースしていきます。

▼背景

海外から日本を目指す観光客が再び増加する中、東京や京都といった「ゴールデンルート」ではなく、日本の伝統文化や地域の魅力を深く体験する「ディープジャパン」を求める声が高まっています。

地方のローカルな文化資源を観光に活用し、こうしたニーズに応えることで、地域の文化を守りながら、観光収入の分散化や持続的な収益獲得の仕組みづくりを期待できます。

この背景から、ツナガルが全国に保有する観光事業者とのネットワークと、深いつながりを育む体験作りのノウハウを生かして、ローカルエリアの認知獲得から実際の現地来訪までを後押しする体験づくりと旅行商品の販売を世界中で実施します。

▼これまでの実施例

タイ×北海道(網走市・清里町)・秋田県(大館市・仙北市) / タイ国際旅行フェア「TITF」(Thai International Travel Fair)

北海道網走市・清里町、秋田県大館市・仙北市の四つのエリアの人達と、タイに住んでいる人達をオンラインで繋ぎ、「農村・田舎」「自然」「雪遊び」「日本の日常」といったテーマの、リアルタイムな交流体験を実施。

タイ国際旅行フェア「TITF」の会場では、オンラインで接続された地域の方と直接交流したり質問したりする機会を提供した結果、訪日プランの相談を多数得ることができました。

●北海道の雄大な自然を体感するバーチャルツアー

気球から見下ろす、北海道の圧巻の雪景色。

網走湖ではガイドの方と話しながら、ワカサギ釣りを体験。

流氷ガラス館では迫力あるガラス作り作業を間近で見学。

●パブリックビューイングで秋田の伝統文化をリアルに体感

タイ国際旅行フェア「TITF」のメインステージと秋田を繋ぎ、パブリックビューイングを実施。様々な施設を巡りながら、秋田とタイの来場者との交流を楽しんだ。

鎧の着付けを体験。インフルエンサーのkenjiがナビゲーターとなり、自らが秋田に住んでいた時の話を交えながら、地域の方への通訳に対応。

田沢湖の民宿甚吉では、宿のご夫婦と一緒に郷土料理の「きりたんぽ」などの食事を楽しむ。

●天然記念物「秋田犬」とオンラインで触れ合う

秋田県大館市の「秋田犬の里」と会場をオンラインで接続。雪道の散歩を疑似体験したり、「可愛い」と声をあげながら交流を楽しんだりする光景が見られた。

●参加者の声 ※一部

「ツナガルのブースでライブ体験に参加して、農泊や天気など、まだ行ったことがない町の情報を知って、とってもワクワクしています。みんなも日本に遊びに行ってほしいです!ローカルジャパンはとてもいいです!」

「このイベントでたくさんの日本の地域や旅行の方法を知って、今はとても日本に行きたくなっています。そしてツナガルのブースに来て、東京のようなメジャーな場所だけでなく、ローカルな日本の魅力も知ることができました。次は必ず日本に行きたいと思います」

▼体験後の成果について

フランス、台湾、タイなど様々な国と地域で実施した様々な体験をキッカケに、すでに多くの方がツナガルの旅行商品を通じて日本を訪れています。

2022年10月に台湾で実施した日本総合展覧会「Touch The Japan Festival(TTJ)」では、白馬への来訪のきっかけづくりとして、体験参加者にオリジナルの絵馬を配布。メッセージを記入した絵馬は会場で半分に割り、片方を来場者の手元で、もう片方を長野のスキー場で保管した結果、実際に多くの方が、絵馬を持って白馬を訪れてくれました。

実際に絵馬を持って白馬を持参し、白馬を訪れた台湾人観光客。

さらにTTJの会場では、白馬在住のスキーインストラクターと来場者がオンラインでリアルタイムなコミュニケーションができる体験を提供し、人と人との交流を通じて白馬の魅力を深く知る取り組みを実施しました。

白馬在住の台湾人スキーインストラクターと台湾の来場者をオンラインで繋ぎ、地域の様子を直接質問したりといった交流を行った。

配布したオリジナルの絵馬にメッセージ書く体験参加者。

半分に割った絵馬は片方を来場者が持ち帰り、もう片方を長野のスキー場で保管。

白馬で持参した絵馬を合わせる観光客の様子。

▼今後の実施に関して

今後も様々な国と地域で人と人との間に強い繫がりをつくることを目的にした体験を実施していきます。

6月には台湾在住の教育従事者を対象にした体験イベントを実施予定。北海道で生活を営む一次産業の従事者とオンラインで繋ぎながら、食にまつわる体験を予定しています。

また、体験によって生まれた関係性をキッカケとした行動変容の受け皿として、「出会った人に会いに行く旅」の旅行商品の造成も実施します。

 

日程:2023年6月24日(土)

会場:台北西区青少年服務センター

時間:14:00~17:00

料金:申込時期によって異なる

イベントでは、北海道に住む「漁業」「農業」「酪農」「林業」に関わる人達との出会いをつくるイベントを行います。

体験の中では北海道の一次生産者の活動を五感で楽しむことのできるアクティビティや、参加者同士での共同体験などを交えながら、北海道の人達がなぜその場所でどのような思いでその生活を行っているのかを紐解き、台湾の参加者同士や、参加者と北海道の人達との強い関係性づくりをデザインします。

イベント会場では、8月に実際にその人に会いに行くことができるツアー商品を販売し、出会いから訪日までのプロセスを一貫して提供します。

知床に住む台湾人の自然ガイドのLanさん。地元の漁師と結婚し、知床に移住した。

Tiktokでも活動する知床の漁師Mizukiさん

大雪山自然学校でエコツアーや子供向けの自然活動を提供しているAraiさん

<本件に関するお問合せ先>
ツナガル株式会社
メール:nomado@tsunagaru.co.jp
担当:藤田

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