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News / 2020.06.01

中東市場向けアラビア語日本情報メディア「اكتشف اليابان」(英語名:Explore Japan)の独占販売提携のお知らせ

中東市場向けのマーケティング支援を強化する一環として、欧米豪圏向けインバウンドマーケティング事業を手掛ける株式会社イグルー(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:小林 令 以下イグルー)が運営する、中東市場向け アラビア語の日本情報メディアاكتشف اليابان(英語名:Explore Japan,サイトURL:https://www.explorejapanarabic.com/)の、広告販売における独占パートナー提携を締結いたしました。今後本メディアのみならず中東現地メディアやインフルエンサーを活用したプロモーションのセールス面でタッグを組んで参ります。

【本メディアاكتشف اليابان立ち上げの経緯】
現在のアラビア語圏(エジプトやモロッコなどの北アフリカ地域、イラクやシリアなどの中東地域、サウジアラビアやアラブ首長国連邦など湾岸地域の国々)のアラビア語話者は推定3億8000千万人に昇るといわれ、母語人口としては世界で5番目の多さを誇ります。この中でも、訪日旅行者としてはGCC加盟国であるアラブ首長国連邦やサウジアラビアなどが多く、インバウンド経済効果を牽引しています。GCC加盟国の訪日旅行者の平均旅行消費額は、全訪日外国人平均の4倍近くともいわれます。

しかし、昨今のコロナ禍の影響によるGCC加盟国の旅行・観光需要の急減はもとより、石油価格の暴落や、国内労働人口の多くを占めている外国人労働者の帰国ラッシュなど、経済不安が依然として続く状況であることには変わりはありません。

上記のような経済不安がある中でも、今後の展望としては延期・開催調整中のドバイ万博や、2022年に予定されているカタールでのサッカーワールドカップの開催を通じたプラスの経済効果と経済発展が見込まれます。また、アフターコロナ、withコロナ時代の旅行需要としては、ドバイの大手ニュースサイト、アル・アラビーアによると、「衛生面・安全面がなにより最優先ですが、まずは国内や近隣諸国、ゆくゆくは遠い国々まで旅行をしたい」との報があり、現地の旅行に対する需要はいまだ健在です。
このように、アフターコロナ時代の到来に向けて、地では旅行への期待感が高まりつつあります。一方で、もともとアラブ諸国には日本のアニメ・漫画文化に関心の高い方が多いということに加え、来年に控えた東京オリンピックの開催も相まって旅行先としての日本は注目されつつあり、訪日旅行という願望を持つアラブ人は少なくありません。

こうした状況を鑑み、未来を見据え、弊社は本アラビア語メディアを立ち上げました。本メディアは、日本の各地の観光情報や日本のトレンド、日本での生活や働き方、そして日本のイスラーム事情をすべてカバーする情報を発信することを目的としており、アラビア語圏最大級の日本に関する総合メディアへと成長させてまいります。

コンテンツの制作にあたっては、日本人ライターおよびアラブ人ライターを起用し、両者の視点にもとづいた体験やレビュー記事など、互いの価値観が中立的に共存するコンテンツを制作し、アラブ世界と日本との絆を一層深めることを目指します。

とりわけ、インターネット上のアラビア語での日本に関する情報については、アラブ人がまとめた観光情報サイト内の情報が検索結果の多くを占める中、弊社メディアにおいては、彼ら、彼女たちが普段の生活の中で接する機会が少ない日本人の価値観により深く触れられる点は、希少性を有する強みであると考えています。

【本メディア今後の展望】
半年後の2020年11月までに月間50万PVを目標とし運営してまいります。サイトローンチに先駆けて発足した2020年2月末に開設のフェイスブックやインスタグラム(5月時点の総フォロワー26,000人)との連携を手始めに、まずは身近なアラブ人の日本ファンを取りこむことから始めます。主となるターゲットは、訪日旅行のアクションが見込めるアラブ首長国連邦およびサウジアラビアの中間所得層・富裕層です。

観光コンテンツの発信のみならず、アラブ世界と日本の架け橋になるというビジョンのもと、アラブ世界全体に日本のファンを作り、越境ECの構築も年内ローンチの計画をしています。日本の伝統工芸品やお菓子や装飾品を、記事コンテンツとともに全アラブ世界に届け、販路拡大を検討する企業様の一助となれる存在を目指してまいります。

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